鈴木恵子は17年前、夫のクリニック開業と同時に事務長として第一線でサポートをしてきました。医療業界の常識に違和感を感じ、慣習にとらわれない経営を続け、ユニークなクリニックを運営しています。経営、財務、人事、ITの知識ゼロでスタートした事務長業。その間、パソコンスクールや大学で学び、開業当初は1日に10数人だった患者さんが、今では800%以上アップして年間2万3千人ほど。スタッフも5名から2倍以上に増え、地域ナンバー1を目指しています。新卒社員の離職率は過去3年ゼロ。育児休暇後の復帰率は100%。スタッフがクリニックのファンになる楽しい職場づくりをしています。
大前研一氏 推薦!
「医療施設の3割が赤字」時代を生き抜く! 院長のための経営手法とマーケティング
医療施設の多くが赤字経営に陥っているという現状の中で、若くして結婚しずっと主婦として暮らしてきたほぼビジネス経験のない医師の妻が、事務長として開業のすべてを担ったクリニックが、なぜ地元で愛される人気クリニックになっているのか?
それは、医療業界の常識を知らないことが逆に功を奏したからです。
医療業界には特有の商慣習があり、それは一般のビジネスの世界では非常識と思えるものも多くあります。なかでも悪しき慣習は「医師が開業準備をすべて業者任せにしてしまうこと」。
業者任せにせず、自らすべてを決め開業した著者は、この悪しき慣習が赤字経営の原因のひとつになっていると考えています。
本書では、業界の常識にとらわれず経営をする著者がどのようにして開業し、運営してきたかを詳細に説明しています。これから開業を目指す医師はもちろん、すでにクリニックを運営している院長にとっても、クリニック経営の大いなる指針となるはずです。 Amazonで購入する